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ドライマウスによって唾液の分泌量が減少すると、口内にさまざまなトラブルを発症しやすくなります。原因は多岐にわたり、そのため明確な治療法も確立していないため、発症すると非常にやっかいな病気であると言えます。
また、ドライマウスはストレスからひきおこされるケースが非常に多いと考えられるため、大きなストレスを抱える現代人にとっては宿命的とも考えられる病気です。
ドライマウスは、男性にはおこらないという病気ではありませんが、特に女性に多いとされる病気です。
この理由は、唾液の分泌と女性ホルモンの働きとに大きな関係があるからです。また、圧倒的に女性の発症例が多い「シェーングレン症候群」に起因するドライマウスの症例も少なくなく、いずれにしても、口の中に違和感を覚えたら、すぐにでも歯科医院で診てもらうことをおすすめします。
ドライマウスは悪化させると特にやっかいですので、できるだけ早期の対処が必要になります。
ドライマウスは口内のいろいろなトラブルを誘発する病気です。その典型的な症状が、「虫歯・歯周病」と「口臭」です。口内の雑菌を殺す役割を持つ唾液が減少することによって、雑菌が増殖してしまうのがその主な原因になります。
まずは、医師の診断を仰ぐことが重要です。ただ、特に初期症状ではなかなか自覚するのが難しい病気でもありますので、どうしても診察が遅れてしまいがちになります。そのため、口臭をはじめとする口の中の違和感を覚えてからはじめて治療を受ける人が多いと言わなければなりません。できることなら、虫歯や歯周病の検診・予防と合わせて、歯科医院にて定期的に健診を受けることが望ましいと言えます。
口臭は、口の中の雑菌の増殖によっておこります。また、歯周病を発症すると、かなり強い悪臭を放つことが多いです。ですから、ドライマウスの対処としては、歯周病への対策をとることを当面の目標とします。そして、そのためには歯みがきの方法を見直す必要があります。正しく歯みがきをすることで、歯周病の進行を食い止めることができるからです。
当医院では、歯周病への対策として、正しい歯みがきの方法についてアドバイスをしています。また、歯みがき以外の予防法についてもアドバイスをしています。少しでも不安がある方は、できるだけ早くご相談ください。
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